2017年6月15日

良い時は、悪くなる要素を含んで、良いのである

良い時というのは、悪くなる要素を含みながら、良いのです。
悪い時というのは、良くなる要素を含みながら、悪いのです。




こちらの言葉は、以前エステティックサロンの
店長をしていた頃に、顧問の先生がいつも仰られていた言葉。




先日、同じようにサロン店長をしていた同期の友人と
話す機会がありましたが、ふたりともがこの言葉を
とてもよく覚えており、懐かしく口にして、
懸命だったあの頃を愛おしく笑いあったりして、
それはとても美しい時間ともなりました。




その頃はまだ20代半ばで、良い時も悪い時も
ただ必死に走ることしか知らなかったけど、
人生経験を少なからず積んで、
この言葉の真意が今は私なりによくわかります。




人生は俯瞰して見てみれば、波のようにできており、
また、星座が牡羊座から始まり魚座で終わるように、
また、干支であれば12年で一回りするように、
ひとつのサイクルを終えてまた次のサイクルに、
螺旋階段を上がるように進んでいくようです。




苦しい時というのは、俯瞰する力が途端に弱くなって
しまうけれど、このサイクルの法則は普遍の原理。
また、良い時こそセンスが必要で、油断が過ぎたりします。




今、良い時にある人は、足元を大切に。
今、悪い時にある人は、希望を胸に。




その時々を、味わい尽くせたらいいですね。






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